1. GA4セットアップ
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アカウントの作成…アカウント名を入力し、データ共有設定を選択。
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プロパティの作成…プロパティ名・レポート用タイムゾーン・通貨を設定。
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ビジネス情報…業種と規模を選択。
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ビジネス目標…「ウェブ/アプリのトラフィックの分析」「ユーザー エンゲージメントの把握」などを選択。
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データ収集の開始…プラットフォームに「ウェブ」を選択し、ウェブストリームを作成。
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ウェブ ストリームの詳細確認…
測定ID(G-XXXX…)
とストリームID
を確認し、Measurement Protocol API secretを作成。
※ 上記画面遷移や名称はGoogleアナリティクス4(GA4)の管理UIに基づきます。
2. Measurement Protocolで送信テスト
APIシークレット発行後、以下のcurl
コマンドでtest_conversion
イベントを送信します。
curl -i -X POST "https://www.google-analytics.com/mp/collect?measurement_id=G-XXXXXXXX&api_secret=XXXXXXXXXX" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"client_id":"1234567890.1234567890","events":[{"name":"test_conversion","params":{"value":123.45,"currency":"JPY"}}]}'
送信後、GA4のリアルタイムの概要にtest_conversion
が表示されれば成功です。
3. サブスクライン管理画面での設定
(1) 事前準備:GA4エンドポイントURLを作成
次のテンプレートで測定ID
とAPIシークレット
を差し替え、URL全体をURLエンコードします。
https://www.google-analytics.com/mp/collect?measurement_id=##GA測定ID##&api_secret=##API_SECRET##
URLエンコード例
https%3A%2F%2Fwww.google-analytics.com%2Fmp%2Fcollect%3Fmeasurement_id%3Dabc123%26api_secret%3Dxxxxx%0D%0A
※ エンコードは一般的なオンラインツールで実施可能。
置換する値
説明(入手場所の目安)
##GA測定ID##
ウェブデータ ストリームの測定ID(ストリームの詳細)。
##API_SECRET##
Measurement Protocol API secretで作成したシークレット値。
(2) 自動応答にポストバックURLを設定
サブスクライン管理画面の自動応答で成果条件を設定し、ポストバック通知URLに次を指定します。
https://api.subscline.jp/api/v1/client/##CLIENT_ID##/postback/post?header={}&body={"client_id":"{referer.client_id}","events":[{"name":"test_conversion","params":{"value":100,"currency":"JPY","test_param_client_id":"{referer.client_id}","test_param_line_id":"{line_user.lineId}"}}]}&url=##(1)で準備したURL##
置換ガイド:##CLIENT_ID##
…
サブスクラインアカウントのCLIENT_IDを指定してください。
サブスクライン管理画面 > 設定 > 企業情報設定 にて確認できます。
##(1)で準備したURL##
…上記でURLエンコードしたGA4エンドポイント。events
配列内の内容(イベント名・パラメータ)は要件に合わせて調整してください。
(3) パラメータ置換の挙動
ユーザーのリファラー情報がある場合、body
内の下記プレースホルダーは実値に置換されてGA4へ送信されます。
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{referer.client_id}
→ 例:123.123
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{referer.test}
→ 例:abc123
検証チェックリスト
- エンドポイントURLをURLエンコードしている。
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測定ID
とAPIシークレット
が正しい。 - ポストバックURLの
body
のJSONが有効。 - 送信後、GA4のリアルタイムの概要にイベントが出現。