自動応答メッセージを設定する際の注意点を解説します。
注意点
複数の自動応答のトリガーになりうる出来事があったとき、自動応答は最新の(最終保存の)1件しか発動しません。
そのため、「ラベルを付与するための自動応答」「成果通知をするための自動応答」「ユーザーにサンクスメッセージを送るための自動応答」を分けて設定してしまうと、このうちのどれかしか発動しないことになるので注意が必要です。
例1
自動応答①:メッセージ部分一致キーワード「会員登録」
自動応答②:メッセージ部分一致キーワード「会員登録する」
を設定している場合
自動応答①→メッセージに「会員登録」が含まれている場合、対象になります。
(「会員登録」、「会員登録しました」、「会員登録する」等)
自動応答メッセージ②→「会員登録する」が含まれている場合対象となります。
(「会員登録する」、「会員登録すると課金されますか」、「会員登録すると何ができますか」等)
したがって、上記のデータセットがあると仮定すると、
「会員登録する」ではなく「会員登録」という文字列がメッセージに含まれている場合は①
「会員登録する」がメッセージに含まれている、かつ「会員登録する」の自動応答が「会員登録」より後に登録されている場合、は②が発火されます。
例2
自動応答③:ポストバック部分一致キーワード「from=lp1」
自動応答④:ポストバック部分一致キーワード「from=lp1&click=button1」
自動応答⑤:ポストバック部分一致キーワード「click=button1」
を設定している場合
from=lp1&click=button1がポストバックに含まれている場合、③,④,⑤すべて対象にはなりますが、
その中で一番最新のデータで発火する仕様になっています。